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平成19年 第3回水巻町議会定例会 会議録

最終更新日:2018年9月30日

議事日程

日程第 1 一般質問について

【有信会:舩津 宰】

    1. 合併問題について
    2. 子供110番について

【林 一広】

    1. 連続する職員の不祥事件について

【近藤 進也】

    1. 相次ぐ汚職及び職員管理について

     

出席議員

1.出席議員

1番 池田 稔臣 10番 林 一広
2番 川本 茂子 11番 近藤 進也
3番 松岡 章 12番 小田 和久
4番 志岐 義臣 13番 吉住 善明
5番 井手 幸子 14番 入江 弘
6番 岡田 選子 15番 美浦 喜明
7番 吉武 文王 16番 野添 晴也
8番 白石 雄二 17番 柴田 正詔
9番 吉岡 正 18番 舩津 宰

 

2.欠席議員

     

3.議場に出席した議会事務局の職員

    • 局長 ・ 山松 正美
    • 係長 ・ 手嶋 圭吾
    • 主任 ・ 安元 一喜

     

4.地方自治法第121条の規定により、議場に出席したもの

役職名 氏名 役職名 氏名
町長 矢野 繁敏 学校教育課長 小野 元
副町長   生涯学習課長 小野 元次
教育長 為近 勝 福祉課長 森下 正憲
総務課長 織田 隆徳 健康課長 野口 久美子
企画財政課長 野口 和夫 住民課長  
管財課長 日熊 国幸 税務課長 内海 祥隆
産業建設課長 永沼 良 会計管理者 藤川 久雄
水道課長 藤崎 清海 図書館・
歴史資料館館長
 
下水道課長 前田 優二    

 

 

議事録

 

平成19年6月14日

午前10時01分 開会

議長(池田稔臣)

 出席18名、定足数に達してますので、只今から平成19年第3回水巻町議会定例会第3回継続会を開会致します。

 

日程第1 一般質問

議長(池田稔臣)

日程第1、一般質問について。これより、一般質問を行います。1番、有信会、舩津議員。

 

18 番(舩津 宰)

18番、舩津でございます。有信会を代表いたしまして一般質問をさせていただきます。私は4年前に初めて当選して、議会の場に参加させていただくようになりました。最初は何もわからないままの出発でしたけども、自分なりに勉強し、また、諸先輩方の教えをいただき、1期目を終えることができました。ありがたく思っております。これから2期目に入りますが、まだまだ勉強することがございます。町民の皆様の期待に応えるようにこれから先も頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

最初に合併問題についての質問をさせていただきます。私が議員になったときには既に遠賀郡4町合併の話が進んでおり、私は水巻町の特別委員会の委員ということで、1年間話し合いに参加をさせていただきました。その後、この中でいろいろと説明も受け、また、質問もいたしましたけども、その後、無会派になりましたので、私はこの委員会から外れることになりました。しかし、最終的に合併問題は白紙撤回となったわけでございます。その後、公式的に合併の話は出てきておりませんが、町民の皆様方からは「合併はどうなるのですか」とよく聞かれます。特に選挙運動中に多くの方々から「北九州市と合併した方がよい」とか、「北九州とするべきだ」というお話が非常に多く聞かれました。芦屋町では町長選挙があり、北九州市との合併がマニフェストに挙げられておりました。そこで、町長にお尋ねいたしますが、町長会とか、いろいろな会合の中で合併の話が出ているのか、出ていないのか。また、町長自身はどのように考えておられるのか、お聞かせを願いたいと思います。特に町長として、北九州市との合併にどのような考えをお持ちになっておられるか、お聞かせ願いたいと思います。

2点目には、子ども110番についてのお尋ねを致したいと思います。水巻町では地域安全パトロール隊が発足し、1年を過ぎました。隊員の皆様は朝夕とパトロールをされ、子どもの安全・安心ということで非常によいことだと思っております。私も隊員の1人として、毎朝1時間以上パトロールしておりますが、その途中で気になったことがあり、質問させていただきます。1つ、子ども110番ステッカーについてでありますが、数年前まではマスコミ等でも毎日のように報ぜられておりましたけれども、近年は聞かれなくなったように思います。子ども110番というのは現在でも機能しているのか、お尋ねをいたします。2番目、機能しているのであれば、どのような活動をされているのか。現在見かけるステッカーは数年前に掲示されたと思われ、色あせているのが多く見られ、汚くなり、目立たなくなっておるように感じられます。新しく配付される考えはありませんか。また、掲示場所ですが、私はパトロールするときは犬と一緒に歩きますので、通学路はもちろんですけども、裏道の方を多く通ります。そこで気になるのは、通学路ではあまり見かけず、裏道とかの方が多く見かけるように感じるんです。また、夫婦共稼ぎであるというのがわかっている家にも掲示をされており、日中は誰もいないというところに掲示されているのも多く見かけるように思います。もし、機能しているのであれば、掲示場所の設定等をよく調査し、本当に子どものためになるように掲示することが必要と思われますが、いかがでしょうか。以上でございます。

 

議長(池田稔臣)

町長。

 

町長(矢野繁敏)

有信会の舩津議員さんの合併問題についてのご質問にお答えいたします。はじめに「町長会とかいろいろな会合の中で合併の話が出ているのか、出ていないのか」とのご質問ですが、すでにご承知のとおり、遠賀郡4町の合併協議会は、岡垣町の離脱表明によって平成16年10月31日をもって廃止され、1年4か月にわたる合併協議は終了いたしました。私はその1年後の平成17年11月に町長に就任し、今月で1年7か月になりますが、この間、遠賀郡町長会などの会合で合併問題が正式な議題として取り上げられたことは一度もございませんでしたので、ご報告させていただきます。

次に「町長自身はどのように考えているのか、特に北九州市との合併に対してどのような考えを持っているのか」とのご質問ですが、私は、水巻町の将来を考えたとき、合併問題は避けては通れない最も重要な政策課題であると認識しておりますが、現時点では、北九州市やその他の自治体との合併について、直ちにという考えは持っておりません。現在、当町は行財政改革緊急行動計画に基づいた改革を断行し、行財政の効率化と安定した財政基盤の確立に向けた取り組みを実施していますが、ようやくその成果が現われており、平成18年度における効果額は計画額を大幅に上回っております。これは町民の皆さまのご協力と職員一丸となって取り組んだ努力の賜物であると考えております。このことから、今後10年間の財政シミュレーションを行なってみなければわかりませんが、現時点では、今後も引き続き行財政改革を推進し、無駄な経費を削減することによって、ある程度自治体運営を続けることが、可能ではないかと考えておりますが、しかし、また一方では多くの財源を必要とする新しいニーズも発生しておりますので、単独運営を続けていけるかどうかの心配も大いにあるところでございます。

ご質問の北九州市との合併については、平成15年3月に当町住民の発議を受け、北九州市長に合併協議会設置について議会に付議するか否かの意見照会を行った経過がございます。この意見照会に対しまして、同年6月13日に北九州市長から「議会に付議しない」との回答がありました。その理由は、遠賀郡4町合併協議会の動向を見守りたいとのことでございました。一方、福岡県は平成18年4月に「福岡県市町村合併推進構想」を策定しておりまして、その構想の中で「福祉やまちづくりなど住民に身近な事務については、できる限り基礎自治体である市町村において、自己決定・自己責任によって処理することが求められる」とし、「市町村は、より自立性を高め、高度化・多様化する行政ニーズに的確に対処できる専門的な職種を含む職員集団と十分な権限と財政基盤を有する必要があり、人口3万未満の市町村は、合併により更に規模を拡大する必要がある」という考え方を明らかにしております。そして、合併推進が望まれる地域として県内12の地域を例示しており、中間市と遠賀郡4町の地域については、人口3万人未満の市町村を含む地域であるため、合併を推進することが必要であるとの考えを示しております。また、今年3月に当町が実施した水巻町総合計画策定のための住民アンケートの結果によると、今後の行財政改革で重点をおくべき項目として「市町村合併」と答えた人は28.5%となっており、上位から5番目でございました。私が予想していたよりも低い結果であり、北九州市や郡内との合併を望む町民が果たしてどれだけおられるか、少し測りかねているところでもございます。

いずれにいたしましても、合併問題は当町にとって重大な問題でありますので、近隣自治体の動向を見ながら適切な対応をしてまいりたいと考えております。そして、今後、再び市町村合併を検討する必要が生じた場合は、町民の皆さまに合併した場合のメリット、デメリットを分かりやすく説明するとともに、議会での十分な審議をお願い致し、場合によっては住民投票を実施するなど、町民の皆さまの十分なコンセンサスを得ながら、進むべき方向を検討してまいりたいと考えております。

次のこども110番につきましてのご質問は教育長から答弁していただきます。

 

議長(池田稔臣)

はい、教育長。

 

教育長(為近 勝)

子供110番についてのご質問にお答え致します。まず1点目の「子供110番ステッカーについて近年聞かなくなったように思いますが、子供110番は現在でも機能しているのか」と2点目の「機能しているのであればどのように活動されているのか、色あせているのが多く見られ、汚くなり、目立たなくなっております。新しく配布される考えはありませんか」とのお尋ねについては、関連がありますので一括してお答えいたします。子供110番は、子供の登下校時や放課後、休日などで遊んでいるときに、不審者に遭遇したり、ケガをした場合などに救急車や警察及び学校に連絡していただくなど、子供の保護を目的として運営しており、平成9年の設置件数241件が平成19年1月の調査によりますと、368件と127件の増加となっております。設置についてでございますが、まず、既に設置していただいているご家庭の更新については、毎年、小学校のPTA役員を中心にお礼と継続設置の確認、さらに設置された表示板の点検を行なっております。表示板については、定期的にライオンズクラブから寄贈されており、今年も3月に届きましたので、各学校に対し、表示板更新について教育委員会より指示を出しております。また、新規設置については、毎年、PTA役員が校区内を巡回し、設置が少ない地域や更新しなかったご家庭の周辺のご家庭などにお願いに回っております。

次に3点目の「掲示場所の設定等を良く調査し、本当に子供のためになるよう掲示することが必要と思われますがいかがでしょうか」とのお尋ねですが、設置の基準については、明確にしておりませんが、各学校の考えといたしましては、日中在宅である家庭、商店や事業所、登下校の時間帯に人がいる場所、子供たちが見やすいところへの掲示、などを前提とし、放課後や休日の対応もあることから、通学路以外も含めて、ご協力いただけるご家庭にお願いをしているところです。以上のように、子供110番については、現在も機能していると考えておりますが、色あせや日ごろご不在のご家庭の確認など、再度、調査をし、適正に対処をしてまいりたいと考えております。地域安全パトロール隊も含めて、日ごろから地域の皆様が子供たちのためにご尽力を頂いていることに対し、心より感謝いたしますとともに、今後ともご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

議長(池田稔臣)

再質問をお受けいたします。柴田議員。

 

17 番(柴田正詔)

17番、柴田です。合併問題について関連質問を致します。ご承知のように平成の大合併で全国的に見ると平成11年3月31日に3,232あった市町村が平成19年の3月31日現在で1,804となりました。44.2%の減少でございます。県内におきましては、97あった市町村が平成19年3月31日現在で66にまで減少いたしました。私は合併問題は時代の流れであり、避けて通れない問題だと認識しております。町長もご承知のように平成17年3月31日に失効しました合併特例法に代わり、平成17年の4月1日から平成22年の3月31日までの時限立法でございます、「合併新法」が施行されました。その中で地方財政措置として、合併特例債は廃止されましたけど、普通交付税の算定の特例、いわゆる「合併算定替え」ですね、これは平成20年度以降に合併した場合は5年間、合併関係市町村の算定される合計額を下回らないように算定すると、で、その後5年間をかけて、激変緩和措置を行うということでございます。それと、地方債措置、いわゆる「合併推進債」が講じられておりまして、この財政の逼迫した今日の市町村にとっては、検討に値するものと考えております。この合併新法では、県の構想対象市町村の組み合わせに基づく合併協議会の設置に関わる県知事による勧告の特例制度や合併推進…合併協議推進勧告などが定められております。そこで、お聞きしたいのは、県のほうから何らかの働きかけっていいますか、アプローチ、そういったものがありますでしょうか。

 

議長(池田稔臣)

はい、町長。

 

町長(矢野繁敏)

柴田議員が申されますように新法におきましては、県知事の勧告ということがございまして、総務省の指針によりまして、福岡県も市町村合併推進構想というのを定めております。少し、ちょっと、例といいますか、経過を申し上げますと、この福岡県の合併推進構想におきましては、2つに分かれておりまして、1つは合併推進が望まれる地域、もう1つが構想対象市町村という2つの大きな地域に分かれておりまして、水巻町は合併推進が望まれる地域に入っております。で、構想対象市町村の中では─5地域ございますが、─最近、豊前市と吉富町ですか、この例がございますが、この2つは18年から合併についていろいろと勉強会がなされておりまして、19年の2月に福岡県知事が─まあ、そういうことでございますので、熟度が高くなっているということでございますので、さらに合併を推進するということで─県知事が、福岡県知事が全国に先駆けて、勧告したところでございます。そういう中で3月に吉冨町ですか、協議会の設置が議決されて、4月1日に法定協議会が設置されたという経緯がございます。しかし、4月の地方統一選挙におきまして、吉富町の町長さんが変わられました。合併反対の町長さんが当選されまして、そして今、結論が出ていないというような状況でございます。そういう今の状況でございますが、それで、今、柴田議員の申されました質問の結論でございますが、旧遠賀地区、私どもは、合併が望まれる地域ということで、12地域ぐらい確かございますが、これにつきましては県のほうからまだ何も言ってきておりません。常識的から言えば、構想対象市町村のほうが先になるのではないかと思いますが、もし、旧遠賀郡地域でそういう、合併という熟度が高まれば、県知事から推進ということで勧告もなされることもあろうかと、そのようには考えております。以上でございます。

 

議長(池田稔臣)

はい、舩津議員。

 

18 番(舩津 宰)

合併問題に関しましては柴田議員の方からありましたので、私はちょっと、子ども110番の方で再質問させていただきたいと思います。ちょっとお断りしとかないかんのは、私が今日発表したのは…私は伊左座校区だけのパトロールをやっておりましたので、他地区の方が「私のとこは、そんなことありませんよ」っていうことであれば、ご容赦願いたいなというふうに思っております。私の場合は伊左座校区で朝、横断歩道で立って、子どもとよく話をするんですけども、その時に110番の話なんかも聞くんです。その中でですね、子どもが、知らない子どもって言うのが非常に多くおるんですね。それと、さっき言われた各家庭に掲示をされている。ところが、掲示されている各家庭の掲示って言うのは、あんまり子どもは知らないんですよね。商店とかそういうところに貼ってあるのは、「あ、おいちゃん、あそこに貼ってあるよ」というのはわかるんですけども、各いろんな家庭に貼ってあるんですよって言うても「えー、おいちゃん、どこに」っていうような、非常に子どもの視点が行ってないんですよね。だから、その辺をもう少し…今日私が言いたかったのは、その辺をもうちょっと、子どもが見える目線…もう、どうかしたら、歩きよったら、家の中に貼ってある。我々だったら見えるけど、子どもじゃとても見えないとかね。そういう掲示の仕方って言うのは、お金の無駄遣いじゃないかなと、正直言うなら。そういうふうな形になるんで、もうちょっと調査して欲しいって言うのは、やはり子どもが本当に見える目線、そして、学校でやはり、110番の意義、どういうふうなことで110番してあるんだということをもうちょっと、教えていただきたいなと。子どもに聞きましたら、何人かはわかっておりました。「駆け込むんよ」っていう子どもがおりました。確かに駆け込むんですけども、そのほかは知らない。特に下級生の場合はですね、ほとんどの子どもが知りません、110番。だから、せっかくあるんであれば、私も子ども…何ですか、3年間ぐらい、ちょっと勉強させていただきましたけども、その中で110番の話も出てますけども、機能的にちゃんとしてほしいなというのはあります。それと、せっかく、地域安全パトロール隊って言うのができたんですから、今、どんどん隊員さんも増えております。だから、これと110番とが何か連動できるような、何かあれば一番いいんじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでございましょうか。

 

議長(池田稔臣)

はい、教育長。

 

教育長(為近 勝)

只今、議員からご指摘いただきましたが、学校にも全校、実は今回ご質問を受けまして、課長の方から直接いろいろと調査を致したりしておりますが、先ほどご答弁申し上げましたように、毎年PTAの役員さん、地区委員の方が設置していただいている家庭には直接お礼に伺って、そしてまた、継続をお願いすると。そして、ライオンズクラブのほうから、ずいぶんたくさん真新しいステッカーがまいりますので、これをまた、お持ちするということは致しておりますが、ただ、学校の校長さんのお話でも、…学校もですけれども、反省を込めておっしゃっておられましたが、地域全体について始まった当時に比べて、全体に意識が薄れかけているようなところは否めませんというお話でございました。で、今、ご指摘をいただきましたこと、その通りだと思います。幸い、今、110番に、子ども110番に駆け込んだという事件はありませんが、実はごく最近、立て続けに3件、未遂って言うか、不審者が出没しておる、そういう情報もございます。あってからでは遅いということでございますので、再度、学校の方、校長会等、適切な会議を通じまして…とにかく子どもに十分その辺が理解できて、周知するようにお願いをしてまいりたいというふうに考えております。もちろん、掲示の仕方等につきましても、もう1度回らせていただいて、そして、不適切なところは、是正をしていくという努力をさせていただきたいというふうに考えております。地域パトロール隊との関係につきましては、また、関係のところと十分合議を致しまして、善処したいというふうに思います。

 

議長(池田稔臣)

2番、林議員。

 

10 番(林 一広)

10番の林でございます。早速ですが、質問に入らせていただきます。私の質問は連続する職員の不祥事件についてでございます。まず、1つ目に本年5月30日付の新聞、テレビの報道によりますと、住民課課長が町が助成金を出している町文化連盟の運営資金約320万円を着服し、5月28日付で懲戒免職されたとありました。この事件について町長から事件の顛末の説明を求めます。また、このたびの住民課課長の着服事件については、5月31日に職員に対して、6月5日に議員に対して町長よりその説明があったと認識しておりますが、未だ町民に対してはその説明があったとは聞き及んでおりません。町政や職員への不信を払拭するためにまず、町民に向けて積極的に情報を公開すべきではなかったかと考えますが、町長の答弁を求めます。次に2つ目にこのたびの事件で問題になっている町文化連盟などの補助金交付業務について水巻町補助金等交付規則、交付基準の厳格化やその管理体制、会計監査制度の見直し、職員の綱紀粛正といった具体的な再発防止策があれば、その改善策を町長にお尋ね致します。次に3つ目に先の元都市整備課主任の町の公共工事をめぐる背任、収賄事件の記憶も覚めやらぬ中、再び、職員の不祥事件が起こったことについて、町長としての責任をどう感じているのか、町長の答弁を求めます。以上でございます。

 

議長(池田稔臣)

はい、町長。

 

町長(矢野繁敏)

無会派の林議員さんの連続する職員の不祥事件についてのご質問にお答えいたします。1点目の「元住民課課長が町文化連盟の運営資金を着服した事件について町から説明を」とのお尋ねですが、事件の経緯につきましては、6月5日の全員協議会でご報告申し上げたとおりでございますが、当該課長が水巻町文化連盟の事務局長兼会計を務めておりました平成17年度と18年度に同連盟の資金約327万円を着服したものであります。事件が発覚いたしましたのは、5月9日、本人が自宅を出たまま帰宅せず、家族が心配していたところ、翌10日に家族と文化連盟会長に宛てた着服した旨の手紙を発見いたしました。本人の安否を心配していたところ、11日に本人が自宅に帰ってまいりました。町の対応といたしましては、本人への事情聴取を行い、本人が着服したことを認めましたので、人事協議会を開催し、当該職員の行為は、懲戒処分に該当し、その量定は「免職」が妥当であると決定し、5月28日付けで「免職」処分とした次第であります。なお、着服したお金は、全額返還しております。

2点目の「町文化連盟や区長会研修補助金などの補助金交付業務について管理体制、会計監査制度の見直し、職員の綱紀粛正といった具体的な再発防止策について」のお尋ねですが、今回の事件を受け、町から補助金を交付しています団体に対しまして、会計処理の適正化について文書で要請を行っております。内容は、定期的な会計監査を実施すること。監査に当っては、必ず会計帳簿と預金通帳の残額を確認すること。支出に当っては、支出伝票に代表者の確認印を押すなど、不正を防止するための処理を講じること。会計事務を一人が永年にわたって担当することのないよう配慮すること。町補助金といえども、原資は町民の血税であり、水巻町補助金等交付基準の趣旨に従い、適切な執行をすることであります。次に、職員の綱紀粛正と再発防止策でありますが、不正を防ぐためには、事務的には、チエック体制の強化を図る必要があると考えます。また、職員に対する対策については、一層の意識喚起を図り、自覚を促がすための方法を検討し、実施する考えであります。

3点目の「再び職員の不祥事が起こったことについて町長としての責任をどう感じているか」とのお尋ねですが、今回の事件は、役場職員として業務上で起こった事ではなく、文化連盟という任意の団体で起こったとはいえ、事件を起こした者が町職員であり、まして課長職であったと言うことを極めて重大に受け止めております。また、先に職員による不祥事が起こっており、厳しく綱紀粛正が求められておる時期でもあり、責任を痛感しております。住民の皆様、議員の皆様に深くお詫び申し上げます。

 

議長(池田稔臣)

再質問をお受けします。はい、林議員。

 

10 番(林 一広)

5月31日に職員に対して町長からこの件についてお話があったと聞き及んでおりますが、どういうお話がありましたか、お尋ねいたします。

 

議長(池田稔臣)

町長。

 

町長(矢野繁敏)

こういう事件がございまして、処分をしましたので、職員も動揺しているのではないかと、そういうことを大いに危惧しておりましたので、この不正事件の経緯、それから今後の対策、それから、いろいろ住民の皆様からご指摘をいただいて業務もしにくい状況になるのではないかというようなこともございますので、そういう内容の対処の仕方等をお話させていただきました。

 

議長(池田稔臣)

はい、林議員。

 

10 番(林 一広)

当日は確か木曜日だったと思うんですが、木曜日は7時までですね、役場の窓口が開いていたということで町長のお話を聞いていない職員がいたのではないかと思うんですが、その点は認識されておられますでしょうか。

 

議長(池田稔臣)

はい、町長。

 

町長(矢野繁敏)

はい、それは認識しております。その他の職員さんについては、これは課長会の中で十分説明を致して対処するようにということを申し上げておりますので、課長さんを通じてそういう旨は伝えておることが1つと、もう1つは全体的にしたいという考えがございましたので、そのときには出席できない方もおられるということは、十分認識いたしておりました。

 

議長(池田稔臣)

 いや、林議員、もう質問はできないんですよ。─3番、近藤議員。

 

11 番(近藤進也)

11番、無会派、近藤です。質問は相次ぐ汚職及び職員管理についてお尋ねします。これまで過去にいろんな不祥事が頻発してきましたが、わずかな質問時間、わずか20分の中でひとつひとつ取り上げることはできません。昨年の百条委員会での問題も疑惑を残したまま、やはり、うやむやとなってしまいました。そして、今回の現職課長の横領事件。議会向けなのか、自己保身のためか、防御策として先月5月31日、午後5時から、窓口業務という延長の時間帯の中で公務中における一部の職員を集めて訓辞を行ったということは、町民から見てもせっかくの住民サービスの時間を設けていながらという、どういう神経をしているのかと疑いたくなります。また、先週の議会でこの問題を今日の一般質問で取り上げるよう質問通告を行っていたことから、やはり、責任を求められることを想定してか、今週初めの本会議で急遽追加提案し、一部減給にふしたことで、議会においてこの問題を退けようといたしました。私はそう考えております。無会派である私たちには議会運営委員会でこの問題の追加提案がいつ報告され、どのように審議されたのかも何も知らされておりませんでした。また、一方で今回の選挙結果で議会対策がやり易くなったと、執行部からの喜ぶ声が一部にあるといった話がまことしやかに伝われており、反省どころか、これは議会軽視と言って、言わざるをえません。そこで、私は議会のため、そして、勇退された議員に代わって、あえて厳しいことを言わせていただきます。今回の事件は前回と同様にこれまでの不祥事とは違って、住民サービスに欠かせない、大切な公金の横領ですから、納税を義務付けられている町民としては、到底、許しがたい問題であります。これはまさに汚職事件です。度重なる不祥事は端的に職員のモラルの低下というだけで簡単に片付けられるものではありません。町長部局のわずかなブレーンだけで密室行政を行おうとしているから、いろんな弊害が起こってくるのか、それとも、他の職員においても、同じように職員における心の問題が蔓延しているのか、それとも、構造的に問題があるように思えますがいかかでしょうか。行政のトップである町長がどこまで責任を持って、どう、けじめをつけるのか、その職員の管理と倫理についてどのような方策をお考えか、お尋ねいたします。

 

議長(池田稔臣)

はい、町長。

 

町長(矢野繁敏)

無会派の近藤議員さんの相次ぐ汚職及び職員管理についてのご質問にお答えいたします。先に職員による不祥事が起こり、職員の一層の意識喚起を図り、自覚を促がしてきましたが、再び、このような事件が生じたことは誠に残念でなりません。今回の事件は、当該職員が水巻町文化連盟の会員であり、事務局長兼会計を務めていた為、資金の管理を行う立場にあったことから生じたものであります。文化連盟が任意の団体であり、町の直接の業務でないとはいえ、事件を起こした者が町職員であり、まして課長職であったと言うことを極めて重大に受け止めております。公務員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務するものであり、民間の人より厳しく、かつ、高度の行為規範に従うことが要求されます。従って私生活においても節度ある行動が求められます。この様な原点に立った職員の意識改革を進める必要があると考えております。そのために有効な方法を検討してまいりますが、一つは職員研修の更なる充実であります。しかし、結果的には研修だけでは不十分であると言えます。そのためには、職員の個人面談を充実させ、相談しやすい雰囲気づくりを行い、細かく広範囲の情報が職員から得られるよう努める必要があると考えます。また、現在、町の懲戒処分は、人事院が定めた「懲戒処分の指針」に基づいて行っていますが、処分の対象事由や量定をより具体的に示した水巻町の懲戒処分の指針を制定し、それを職員はもちろん、町民の皆様にも公表して職員の一層の意識喚起を図ることも必要であると考えております。

 

議長(池田稔臣)

再質問をお受けします。近藤議員

 

11 番(近藤進也)

11番、近藤です。先ほどの林議員の質問に対しても、あるいは私の質問に対しても自らに責任を認めているというようなことが、伺うこと、知ることができません。たまたま今日は傍聴席にたくさんの方が見えておりまして、その手前で謝罪らしき言葉を発したというふうに私は今回はじめて聞きました。と、申しますのは6月定例議会のはじめにおいて、あなたは2人の職員の処分に対しては自分に責任がないかの様なことをおっしゃってました。ある議員がその処分のあり方について質問をしていましたら、まず、前回の方は業者との絡みです。今回は文化連盟に所属して会計を預る者、現職の職員だったからとこういうふうにおっしゃいまして、どちらも公金の横領に値する、それは、前回の職員は発注もしていない仕事の代金を振り込みながら、そのお金を回収に行き、それを着服したというふうに聞いております。これは皆さんの税金ですよ。そして今度の文化連盟に投げ渡しをやってます、この補助金のあり方、これも公金ですよね。ですから、この公金の重さをあなたがどこまで受け止めているのか。そういったことがわかっているなら、とても今のような答弁にはならないはずです。どういうふうに町民に対して申し開きをするのか。そういうことから、厳しいこれからの規制があなた方に敷かれて当然です。 今回の免職の処分の方におきましても、あまりにもスピーディで、どこに規律があったのか、どこに規約があって、何に照らして処分をされたのか、誰から言われたのか知りませんが、あなたの判断でされたのかさえ疑いたくなるような、あまりの重たい処分。そのことを全員協議会でもある議員は申しておりましたけれども、それがあなたの判断なら、なぜ、もっと早い時期に職員倫理の条例化を行うなり、あるいはこれは内部告発というふうに考えているんであれば、公益通報者制度の充実を図るとか、そういうことで職員間の中でお互いがお互いを監視し、お互いにやはり、仕事に精を出して、厳しい対応をすべきです。公益通報者制度は昨年の4月でしたか、国から通達が来ていると思いますよ。18年度の4月から法律が整備されまして、公益通報者の保護制度ができました。これは職員が隣におる方に「お前、悪いことしよったら、これ、通告するぞ」とお互いに立場を律していくこと、それが大切だということです。そこで、この制度の大切さをインターネットで公表しています、現職の市会議員…やなかった市の職員の資料を取り寄せましたので、ひとつこれを皆さん、聞いていただきたい。そして、その後、この職員倫理の条例化ですね、職員倫理の条例とそして公益通報者の保護制度の整備、これをぜひとも執行部でやっていただきたい。リーダーはあなたですから、町長の責任において、そして議会から提案されることなく、自らの責任において職員間の中で自分の問題としてとらえて、しっかりとこの条例化制定を促します。幾ら聞いても同じ答弁しか返ってこないと思いますので、答弁はいりませんけれども、これからの水巻町のことを考えますと、やはりこの2つの制度は必要です。 そこで、この市の職員の「内部告発を考える」というこのホームページによりますと、現職公務員の皆さんへのメッセージ、行政の腐敗、怠慢を監視するのは議会の務めであることはもちろんですが、市民オンブズマンや情報公開運動では、いまや常識です。しかし、本来全体の奉仕者であるべき公務員の方々が自ら適正に勤めることも大切であります。行政当局と一体のお役人一家でよいのかと、現職公務員を続けながら、オンブズマンを名乗っている私は断じてそうあってはならないと思います。自己保身と出世のためには上には従い、民の声には耳を貸さない、こんな役人ばかりでは地方自治のお先は真っ暗です。役所の中から自らの良心と市民感覚に基づき、行政の腐敗や怠慢、不正を暴露し、正していく、こんな公務員の運動が広がればすばらしいと考えています。それが私がこの数年間、味わってきた経験でもあります。こういう内部告発者がどういう扱いを受けているか、そのことも含めてこの告発者の保護制度の充実って言うことは国も認めているわけですから、速やかに実施していただきたい。そして、しかし、一度しかない人生、曲がりなりにも公務に従事できる仕事のすばらしさ、そしてこの大不況の世間の中で特権的に保証された身分。これだけの好条件の中で見ざる、聞かざる、言わざるは公務員は自己の良心に従い、立ち上がることは可能だと思います。長い公務員生活の中で誰でも1度や2度は「こんなのおかしいで」と思うこと、さらに「許せん、こんな不当なことがまかり通っていいのか」と怒ること、中には「いっそのことマスコミに告発しようか」と考えた経験があるはずです。家族と生活のことを考えて、ヤケ酒で気を晴らして、また、単調な日々へと帰って行く公務員たちのなんと多いことか。そして次第に不正を不正と思わないようになり、腐敗も必要悪と考えるようになるのです。そうならないために公務員が役所の内部や行政の問題を個人として社会に公にする行動こそ、この自由が認められるべきだと思います。このようなホームページを開いております。こういったことからですね、あなたは自らの部下を一番重い処分で首を切ったわけです。部下の責任とは言え、その部下の罪を自らの責任と感じてその痛みを分かち合う、そういう立場で職員を取り扱っていただきたい。あなたはリーダーですから、それを期待して私の質問を終わります。答弁はいりません。

 

議長(池田稔臣)

本日の一般質問を終わります。

 

以上をもって、本日の日程は全部終了しました。本日はこれをもって散会致します。

 

午前10時52分 散会

 

 

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